みなさん、こんばんは!
高橋淳也(あつや)です。

さて、今日のテーマは
僕たちが毎日、1秒も欠かさずにとっている行動――
「無意識」のコントロールについてです。

突然ですが、みなさんに質問です。

今朝、ベッドから起きてから家を出るまでの間、あなたはどれだけの行動を「ハッキリと意識して」行いましたか?

おそらく、ほとんどの人が「うーん、覚えていない」と答えるはずです。
なんとなくスマホのアラームを止めて、なんとなく着替えて、なんとなく朝食を口に運び、なんとなく家を出て、なんとなくいつもの電車に乗り、なんとなく職場に向かう。

実は、僕たち人間の日々の行動や考え事の
約95%以上は「無意識(自動思考)」で行われている
と言われています。

そして、転職活動で行き詰まり
「どうせ俺なんて……」
「何をやってもうまくいかない」と絶望している求職者のみなさん。
あなたを今、一番苦しめている犯人は
この「無意識の考え方の癖(思考のトラップ)」なんです。

今日は、自分を無理に変えようと焦っているあなたに向けて、2000文字超の熱量で、自分の人生のハンドルを取り戻すための最初のステップをお話しします。

1. あなたを苦しめているのは「認知できない自分の癖」だ

「高橋さん、私は自分を変えたいんです!」
「もっとポジティブになって、面接で堂々と話せる強い人間になりたいんです!」

Be.SIDEの面談に来る求職者の方から、こうした切実な声を毎日のように聴きます。自分のポンコツな過去(B面)や、現状のうまくいかない生活に焦り、「早く自分を変えなければ」と必死になっている。

でもね。
自分を力づくで変えようとする前に、一つだけ知っておいてほしいことがあります。

あなたがいくら頭で「ポジティブになろう!」と気合を入れても
日常の95%を支配している「無意識の癖」が変わっていなければ
あっという間に元のネガティブな自分に引き戻されてしまう
ということです。

たとえば、不採用通知が届いた瞬間に、無意識のうちに「ほらね、やっぱり俺は社会から必要とされていないんだ」と脳内で自動再生してしまう癖。
面接官のちょっとした表情の変化を見た瞬間に
「あ、今引かれたかも。俺の喋り方がおかしかったんだ」
と勝手に絶望してしまう癖。

これらはすべて、あなたが意図して考えているのではなく
無意識(認知できていない自分の考え方の癖)が勝手に作動して
あなたを苦しめている
んです。

無意識で暗い考え事をし、無意識にため息をつき、無意識にスマホで他人のキラキラしたSNSを見て落ち込む。
この「無意識の地獄のループ」にハマっている限り、どれだけ自己啓発本を読もうが、転職ノウハウを学ぼうが、心が休まることはありません。

だからこそ
僕たちはまず「自分が無意識にやっていることに気がつく力」を養う必要があります。

2. 明日の朝、まずは「窓を開ける」ことから始めよう

「無意識をつかむ」なんて言われると、なんだか難しそうな心理学や瞑想の話に聞こえるかもしれません。

でも、そんな難しいことをする必要は1ミリもありません。

明日から、たった一つだけでいいので、次のことを試してみてください。

朝起きたら、ちゃんと意識して「窓を開け」、部屋の空気の入れ替えをする。

「え? 高橋さん、そんなことでいいんですか?」
と思いましたよね(笑)。

いいんです。
最初は、これだけで十分なんです。

多くの人は、朝起きてからなんとなくボーッと部屋を動き回り、閉め切った重い空気の中でスマホを眺め、そのまま「なんとなく」一日をスタートさせています。

それを、明日の朝は「よし、今から俺は窓を開けるぞ」とハッキリ意識して立ち上がり、窓枠に手をかけ、鍵を外し、窓をサーッと開けて、新しい風を部屋に引き入れる。

「あ、朝の空気が気持ちいいな」
「風が肌に触れたな」

その瞬間、あなたの脳は「なんとなくの無意識」から脱出し、「今、この瞬間(意識的)」に目を覚まします。
この「意識して行動をひとつ完了させる」という小さなプロセスこそが、無意識の奴隷から脱出し、自分の人生のハンドルを握り直すための、最強のトレーニングなんです。

ただなんとなく朝起きて、なんとなく仕事に行く。
その流される生活に、たった数十秒の「意識的な窓開け」で楔(くさび)を打ち込む。それだけで、あなたの一日のスタートは劇的に変わります。

3. 一歩一歩を感じながら歩く「歩行トレーニング」

もし、朝の窓開けができるようになって、「もっと自分の無意識をつかんでみたい!」と思ったら、次のステップに挑戦してみてください。

それは、「外を歩くとき、一歩一歩を感じながら歩くこと」です。

普段、道を歩いているとき、僕たちは完全に無意識で足を動かしています。「右足を出して、次は左足を出して……」なんて考えながら歩いている人はいませんよね(笑)。
頭の中では「今日の面接嫌だな」とか「夜飯何食べよう」とか、別の無意識の考え事でいっぱいです。

そこを、あえてハッキリと心の中で実況中継しながら歩いてみるんです。

  • 「今、右足が地面から上がった」
  • 「今、右足のかかとが地面に着いた」
  • 「次は、左足を前へ繰り出した」
  • 「左足の裏全体に、地面の感覚が伝わってきた」

実際にやってみてください。
これを意識した瞬間、「うわ、俺っていかに普段、何も考えずに無意識で足を動かしていたんだ!」ということに衝撃を受けるはずです。

僕たちはいかに、自分の身体の動きすら意識せずに、脳内の「勝手な妄想や不安」に心を占領されていたか。
足の裏が地面に触れる感覚に意識を集中させたとき、脳内の無駄なネガティブ思考は一瞬でスッと消え去ります。
今、この瞬間の「現実」に立ち返ることができるからです。

4. 自分を変えようとしなくていい。まず「気づく」だけでいい

身体の無意識の動き(歩くこと、窓を開けること)に気づけるようになると、不思議なことが起こり始めます。

日頃の自分の「思考の癖」や「感情の波」にも、客観的に気がつけるようになるんです。

面接で不採用通知が来て、心がズーンと重くなったとき。
今までのあなたなら、そのまま無意識の沼に沈んで「俺はダメだ……」と自暴自棄になっていたでしょう。

でも、無意識をつかむ練習をしてきたあなたは、ふっと一歩引いて、自分の心を見つめることができるようになります。

「あ、今、俺の脳が無意識に『お前はダメだ』っていういつものネガティブな癖を作動させ始めたな」 「不採用通知を見て、身体が勝手に緊張して、呼吸が浅くなっているな」

この「自分の癖に気がつける(客観視できる)」という状態こそが、もの凄く大きな変化なんです。

気がつくことができれば、そこには「選択肢」が生まれます。
「いつものネガティブな癖にそのまま呑み込まれるか」
それとも
「まあ、上がったら下がるのが人生だしな(第60回)と受け流すか」。

無理に「自分を変えよう!」「強い人間になろう!」なんて意気込む必要は一切ありません。 変わろうと力むほど、変われない自分に落ち込むだけです。

まずは、「あ、今俺は無意識にこう考えていたな」「無意識に肩に力が入っていたな」と気がつけるようになること。 それだけでいいんです。
気がつくことができれば、あなたの思考の癖は、おのずと見え始め、自然とほどけていきます。

最後に:小さな「意識」から、人生のハンドルを握り直そう

数々の挫折や地獄を経験してきた一人の人間として
僕はみなさんに伝えたい。

人生を大逆転させるのに
明日から急に「超人」になる必要なんてありません。

以前の頃の僕は、毎日無意識のうちに
「環境が悪い」
「親が悪い」
「世の中が悪い」と
呪いの言葉を脳内で自動再生していました。
自分の無意識の毒に、自分自身で侵されていたんです。

でもそこから、朝起きてカーテンを開け、冷たい水を飲み、足の裏の感覚を感じながら泥臭く一歩を踏み出す「意識的な行動」を積み重ねていくことで、少しずつ自分の人生のハンドルを自分の手の中に取り戻してきました。

僕たちが運営する「Be.SIDE(ビー・サイド)」は、あなたに「劇的な自己変革」を強制する場所ではありません。

あなたのその無意識の思考の癖、自分を責めてしまうB面のバックボーンを一緒に紐解き、「あ、自分ってこういう時に立ち止まっちゃう癖があるんだな」と優しく気がついてあげるための、安心できるピッチ(伴走者)です。

明日からの新しい一日。
まずは朝起きて、ハッキリと意識して「窓を開ける」ことから始めてみませんか。

部屋に新しい風が吹き込むように
あなたの心にも、必ず新しい変化の風が吹き始めます。

自分を変えようと焦らなくていい。
まずは自分の無意識に気がついて、自分を愛してあげようじゃないか。

本日も、最後まで読んでいただきありがとうございました!
明日の朝、「窓開け」から一日を始めてみてくださいね!

株式会社Be.Crew 高橋 淳也

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