みなさん、こんばんは!
高橋淳也(あつや)です。

ベトナムのダナンから
熱風と共にメッセージを届けます。

祝・第50回を終えて、心機一転、第51回。今日は、採用やビジネスの小難しい話は一度置いておいて、もっと根源的な「強さ」について話をしたいと思います。

特に、今この瞬間も自分の生い立ちや、恵まれない環境に縛られ
「自分は他の人とは違うんだ」
「どうしても自信が持てない」と苦しんでいるあなたへ。

過去に、僕はたくさんの人から「あつやは育ちが悪いな」と言われたことがあります。
これ、言われたことのある人にしか分からない、独特の痛みがあるんです。

「育ちが悪い」。

そう言われた時、当時の僕は何も言い返せませんでした。
「ああ、そうだな。俺は育ちが悪いよ」と、自分でも納得してしまっていた。反論する権利なんてないと思っていた。

でも、今は違います。
ようやく自分のポンコツな過去と向き合えるようになった今だからこそ
声を大にして言いたい。

虐待や過酷な環境で育った奴は、誰よりも強い。

今日は、そんな話をしようと思います。

1. 「育ちがいい」という残酷なマウント

まず、正直に認めます。
確かに、「育ちが良い」方が人生はイージーモードです。

物の考え方は健やかで、自己肯定感は高く、何より経済的な基盤がある。
真っ直ぐで、清潔感のある大人になる。
失敗しても「やり直せる環境」がある。
それは紛れもない事実です。

「育ちがいい」人たちを見ると、時に羨ましくなることもあります。
僕のポンコツな過去や、どうしようもないB面なんて、彼らの人生の辞書には一行も載っていないんだろうな、と。

でもね。
「育ちが悪い」と言われる側からすれば、この評価軸そのものが
実は「残酷なマウント」でしかないんです。

「育ちが悪い奴」は、小さい頃から何を見て育ったか。
毎晩のように行われる親の罵り合い。
崩れ落ちる感情の爆発。
アルコールや薬物、あるいは暴力。
自分が悪いわけじゃないのに
「お前がいるからダメなんだ」と責められる日々。

そんな環境で生き残るために、僕たちは必死に
「人の顔色を伺うセンサー」を極限まで発達させました。
今、この部屋の空気はどっちに向いているのか。
今、この人は怒っているのか、笑っているのか。
自分がどう動けば、怒られずに済むのか。
どうすれば、平和な時間が少しでも長く続くのか。

これ、立派なサバイバル能力です。
人の痛みに敏感で、空気を読む力は人一倍ある。
他人の些細な変化を察知し、先回りして行動する力。
これらは、一般的な育ちの中で養われるものよりも、はるかに鋭利で、強靭なスキルなんです。

2. 自覚した瞬間、すべてが「武器」に変わる

大切なのは、その「過去」をどう扱うかです。

過酷な環境を生き抜いてきた僕たちは、二つの道に分かれます。

一つは
その環境に飲み込まれ、卑屈になり、自暴自棄になって「下がる」こと。

もう一つは
その過酷な経験を「自分を強くするための材料」として扱い、自分を「上げる」こと。

今の僕は、やっぱり癖は残っています。
ふとした瞬間に人の顔色を過剰に伺ってしまうし
どうしても「自分なんて」という卑屈な思考が出てくる。
それは、一生消えない傷跡かもしれません。

でも、僕は知っています。
この「人の痛みに対する敏感さ」は、ビジネスの現場では最強の武器になるということを。

人が何を求めているか、何に傷ついているか、何が言えなくて苦しんでいるか。 それは、綺麗な環境で育った人には絶対に見えない「影」の部分です。

その影に光を当ててあげられるのは、同じ影の中を歩いてきた僕たちだけなんです。

あなたの「育ちの悪さ」は、「人生という戦場を生き抜くための過酷なトレーニング」でした。
それを自覚した瞬間、あなたの過去は、ただの「不幸な記憶」から「圧倒的な強さの源泉」へと変わります。

3. 「育ちの悪さ」=「心の汚さ」ではない

僕が一番言いたいのはここです。

「育ちが悪い」という言葉には、「だから、人間として汚い」という偏見が含まれています。
あたかも、綺麗な家で育った人間が綺麗で、過酷な環境で育った人間は汚いかのように。

でも、本当にそうでしょうか?

むしろ逆だと、僕は思います。

地獄を見てきた人間の方が、他人の痛みを自分のことのように感じることができるし、人の裏切りや傲慢さを肌感覚で理解できるからこそ、他人に誠実であろうとします。

もし、どこかの誰かに「君は、育ちが悪いね」と言われたら、こう言い返してやりましょう。

「そうですね。でも、あなたほど心は汚くありませんよ」と。

綺麗事しか知らない人の心は、実は一番脆い。
泥水をすすって生きてきた僕たちの心は、どんな荒波が来ても折れない、強靭な鋼でできているんです。

4. 武器を持って、ピッチに立て

求職者のみなさん。 もし今、あなたが自分の過去や経歴を恥じて、企業面接でうまく話せない、自分を隠しているのだとしたら、それはすごくもったいないことです。

Be.SIDEには、自分自身の弱さや過去と向き合い、それを「強さ」に変えようとしている人たちがたくさん来ます。
僕は、そんな人たちを全力で応援したい。

「育ちが悪い」ことは、何も恥ではありません。
むしろ、その泥臭い経験があるからこそ、あなたは誰よりも人間臭くて、魅力的で、そして強いんです。

その強さを、武器にしてください。
綺麗なだけの経歴よりも、血の通った、泥だらけのあなたの物語を語ってください。 そんなあなたの姿こそが、本当の意味で企業を動かし、誰かを救うことができる。

僕の人生は、これからもポンコツです。(笑)
恰好いいことなんて言えません。
でも、少なくとも自分の過去を卑下するのはやめました。

「育ちが悪い」? ええ、そうですよ。
でも、そのおかげで、俺は誰よりも強く、誰よりも他人の痛みが分かる人間になれた。

そう笑い飛ばせるようになった時、あなたの人生のハンドルは、完全にあなた自身の手の中にあります。

最後に:強くなれ、そして笑い飛ばせ

過酷な環境で育った人は、強い。
それは、あなたが何度も絶望し、何度も立ち上がり、自分の力でサバイバルしてきたという動かぬ証拠です。

どうか、自分を卑下しないでください。
「育ちが悪い」と誰かに言われても、その言葉を飲み込む必要なんてない。 むしろ、その言葉を放った相手の心の貧しさに、憐れみすら覚えてやってください。

あなたは、十分に強い。
今のままで、十分に戦える。

僕たちは、あなたのその「強さ」を理解してくれる企業を、全力で探します。 あなたの泥臭い過去を、むしろ「最高の武器」として評価してくれる場所が、必ずあります。

ポンコツ上等。
育ちの悪さ上等。
そんな自分を丸ごと抱えて、明日もまた、自分のピッチに立ちましょう。

本日も、ここまで読んでいただきありがとうございました!
明日も泥臭く楽しんでいこう。

株式会社Be.Crew  高橋 淳也

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